Lyric

ドラマでしか

見たことないような、

そんな夢みたいな

恋をしていた。

君と僕だけの秘密で、

君と僕だけが

幸せならそれで良かった。

2人の時間を重ねれば

きっと君の1番目に

なれるって思ってた

最後の日なんて

考えても無かったのに

なんでもない8月が

急に寒かったんだ

ドラマだったら、この恋はきっと

ハッピーエンドだったりしたのかな

それなら今日までのこと

綺麗な思い出にできるから

君が隣にいてくれたら

それで良かった。

ある朝君は涙を浮かべながら、

少し前の写真と僕を見比べて

「かっこよくなったね」

って数分後を察して

僕を引き留めるように言ったよね

「結婚するの」

って君が続けて言うから

後出しの僕は何も言えず、

用意してた言葉も閉まったまま

単純なフリをして君を離した。

ドラマだったら、この恋はきっと

本当に君が結婚していたのかな？

それなら今日までのこと

綺麗に隠しておくから

僕が隣にいられたら

そうなれば良かった。

決まってデートは平日で、

帰りの電車は10号車で、

君からカメラを向けられる

ことが少ないのも

今考えたら少しだけ切なくなるな

ドラマだったら、この恋はきっと

君が悪役のバッドエンド

だったりしたのかな

それなら今日までのこと

綺麗に忘れらるから

僕が隣にいなくても

君が幸せになれたら

それだけで良いから。