Seasons to Remember Front Cover

Lyric

Seasons to Remember

HAREHIRAKU

二人並んで山間に影は伸びて

西日が雲を橙から桃色へ

叶えたい恋の話をしていたね

白いお月様はあっという間に

高く高く高く 登って行くわ

蒸し暑い夏は充満する緑の匂い

汗ばむ胸に突き刺さる青い蝉時雨

立ち登るグラウンドの砂埃を

避けられず 息を止めた私の

個性を求めたスニーカーの中で踊る

砂利が痛い 痛むんだ

凍える冬は悴んで曲がる指さき

踵に溜まる雪でできたハイヒール

プリーツが擦れて赤くなった

膝を抱えて いつも夢見ていた

窓に描いた相合い傘の魔法も

全部全部全部 信じていたかった

あの角を曲がれば灯りは無くなって

暗闇に落ちるそれよりも黒い影

ひとりぼっちを知らせる17時の時報

階段 花びら 一番星

二度と押すことの無いインターフォン

覚えていても繋がらない連絡網

別れの季節に桜の咲かぬ町で

代わりに冷たく背中を押すは吹雪

振り返ることは許されないのに

歩まねど変わる風の温度

色褪せて後ろへと流れゆく

これまでの全て 匂いの記憶になる

  • Lyricist

    HAREHIRAKU

  • Composer

    HAREHIRAKU

Seasons to Remember Front Cover

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    HAREHIRAKU

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Seasons to Remember

Spotify • Pluto Selection(Biweekly) • 12 Dec 2022

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