Lyric

果てもない時を超えて

祈り子らの旅は続く

揺らがぬ緋榁 宿しながら

知られずそっと未来を照らす

彷徨い続ける魂が

涙に暮れる 今も其処で

深く沈めた哀しみさえ

置き去りにされたまま

蒼く刻を繰り返す宵闇の中

淡く灯した祈りの光

途惑う木々の側に立ち

慈しむよう 包み込んで

小さな希いの種は満ちて

彼方な岸へと橋を架ける

こぼした想い あの日の苛立ち

悠久の波に呑まれ

選ばれた使命のヒト

定めすら乗り越えて

こぼれた雫は輝いて

溶けてゆく 暁の大海原へ

歴史の波に流された命

幾憶萬の足跡辿って

共に刻む 鳴り止まぬ願い

覚悟の歌を捧げよう

友に掲げた志命の弥果て

神に捧げた誓いの絆

過ぎし日の愛 囚われた夢も

杜和の安らぎへと

奇跡と歩む許された日々

託されてしまった祈りの子らよ

十色の光は希う数だけ

見果てぬ夢のその先の先へ