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本作リリース当時、14歳(中学3年生)の西村ケントが初挑戦した『FingerPicking Contest 2017』の決勝大会で披露し、最優秀賞を獲得した2曲「Drive My Car」とオリジナル曲「Desert Island」も含む全14曲収録のカバー・アルバム。押尾コータローも下記のコメントを贈って本作『2』を絶賛。
僕が西村ケントくんに初めて会ったのは5年前。コンサートを終えた会場のロビーで、お父さんと一緒に待っていた彼は当時まだ小学4年生だった。あどけない表情の少年が大きなギターを抱えて、僕の曲「HARD RAIN」を演奏してくれたのだが、そのあまりの完成度に驚いたのを今も覚えている。
その後、彼は海外のギタリストの曲やカヴァーアレンジも次々と弾きこなし、難易度の高い演奏テクニックも身につけていく。ファーストアルバムは、そのリスペクトするギタリストの楽曲を収録。そして今回のセカンドは、70年代洋楽ロック&ポップスの名曲から選曲し、彼自身がアレンジしたカヴァーアルバムだ。天性の音感は言うまでもなくアレンジのセンスに改めて驚かされた。バンドアレンジされている原曲の良さを壊さず、ギター1本でアレンジするのはとても大変な事なのに、このアルバムで14歳の西村ケントはそれを見事にこなしている。オープンチューニングを使ったアレンジは心地よく、スティーリー・ダンの「Aja」の後半ドラムソロの部分は圧巻! ポリスの「孤独のメッセージ」もお気に入り。まるでドラマーのスチューアート・コープランドがそこにいるようだ。ハーモニクスやリズム、音選びのセンスは驚異的! …なんて悠長な事は言っていられないくらい"カッコいい! "と思ったアルバム。全曲必聴です!
アコースティックギタリスト 押尾コータロー
2003年3月、大阪生まれ。5歳でギターに触れ、6歳のときに押尾コータローの演奏に衝撃を受け、ソロ・ギターに傾倒。 2015年、12歳でデビュー・アルバム『First Step』をリリースし、世界的ギタリストのトミー・エマニュエルらから絶賛される。 2017年、「Fingerpicking Day 2017全国大会」でグランド・チャンピオンを含む3冠を獲得し、同大会の最年少記録を更新。同年8月にはトミー・エマニュエル東京公演でスペシャル・ゲストとして出演。 その後も国内外で活躍を広げ、2021年にはアメリカの大手音楽出版社Hal Leonardからギター楽譜集『Kent Nishimura’s Fingerstyle Solo Guitar Songs』を出版。 2023年には香港でのソロ公演を成功させ、同年8月にはクリストファー・クロスが自身の公式Facebookでケントの演奏を絶賛するなど、世界的な注目を集める。 2024年4月にはカナダ出身のソロギタリスト、ドン・ロスとの共演ツアーを行い、全11公演を成功させた。 圧倒的なテクニックと独自のアレンジセンスで、国内外の音楽ファンやアーティストから高い評価を受ける、次世代のフィンガースタイル・ギタリスト。
Slice of Life Records