歌詞

私、透明人間なんです

誰からも見えやしない

声を枯らして叫んでみても

誰も見向きもしません

私透明人間なんです

形すらあやふやな

明日になれば忘れられるんだ

君だってそうでしょ？

ねえそうでしょ？

海底を彷徨いながら

空を見上げる様な

無い物ねだりばかり

繰り返していたんだ

高く飛び立ちたいはずが

深く潜る様な

泡沫の夢はぱっと弾けた

息が詰まる足が止まる

涙なんかで流せたのなら

どれほど楽かな

ここにいるのにまた見て見ぬふり

そして明日には忘れてるんだ

君だってそうでしょ？

ねえそうでしょ？

ねえそうでしょ？

1人で歩く波打ち際

潮風の香り

4月の海はちょっと

まだ冷たすぎるけど

もうちょっとあと少しこのまま

なんて言ってたら

最終列車は疾うに

風の中

誰かの声心に触れ

ほんの少し前を向けたんだ

そんな気がしたから

私の声届けたくて

今日も今日とて探してるんだ

聞こえているんでしょ？

ねえそうでしょ？

私透明人間なんです

誰からも見えやしない

声を枯らして叫んでみても

誰も見向きもしません

私透明人間なんです

形すらあやふやな

明日になれば忘れられるんだ

君だってそうでしょ？

ねえそうでしょ？

ねえそうでしょ？

私透明人間なんです

誰からも愛されない

それでも想いを届けたくて

今日も歌っています

君も透明人間なんです

ただ愛されたいだけの

こんな私の滅茶苦茶な歌

いつか思い出してよ