Lyric

いつしかただ日々の中で

消えかけた線を辿って

月の涙　汚れた嘘

その全て痛くなる

君は何故か裸足になる

砂辺の足跡は平行線

海の間に間　高架の雲

愛おしくて嫌になる

形の無い瞬間に手を伸ばすだけ

夢を漁るふりをした

君の声や、匂いや、生き方が

幾つも違う　白んだ春の様

日々に泣いた時間も空けるから

そうやって笑っているんでしょう？

後悔に立つ感嘆符の声がする

いつしかただ夢の中で

見え透いた季節を歌って

校舎の窓　放課後色

鐘の音と乱反射する

君に何か残したいのに

噛み締めた偽想じゃ不満気？

熱の宛名　繋いだ手に

春だねって言おうとする

言葉じゃない瞬間にまた描くまで

夜の寝間で罪を撫でる

君の声や、祈りや、想い出が

幾つも光る未完の星の様

いつか愛も時間も超えるから

そうやって笑っていようとも

恍然と歪んでいるんだよ

君は肺だ、視界だ、この空だ

幾つの色　未来も春模様

意味じゃないの　抱いた日々だから

こうやって笑っているんだよ

そっかって黙っていようとも

存外に分かってしまうでしょう

どうかって祈ってしまう　でも

そうやって変わっていくんだろ？

後悔に立つ感嘆符の声が散る