歌詞

会議終わりの　何気ないひとこと

その声だけで　一日が染まってく

他愛ない雑談に　意味を探して

私はまた　深読みしてしまう

たぶん誰にでも　優しい人ってわかってる

でもね、私だけに　向けてくれた気がして

振り返らない　その背中に

名前も呼べずに　願いを浮かべる

コーヒーみたいな　少し苦い

想いが胸をくすぐるたび

届きそうで　届かないこの気持ち

片星（かたぼし）のまま　夜に揺れてる

スマホ越しの文字より

声が欲しくて　意味もなく話しかけた

笑い方がちょっと不器用なところ

そんなとこさえ　好きになってしまう

週末の予定　誰かといるのかな

聞けないくせに　想像だけが走る

横顔ばかり　見ていたって

心の距離は　埋まらないんだね

「気のせいだよ」って　笑われても

このトキメキは　誤魔化せない

強がりでも　踏み出せたら変わるの？

まだ、勇気を　探してる途中

言葉にした瞬間に

崩れてしまいそうな関係

でもこのまま　傍観者のままじゃ

いつか後悔になる

振り返らない　その背中を

今日こそ呼べたら　何か変わるかな

宙に浮いたままの想いが

夜風にそっと　舞い上がってく

あなたじゃなきゃ　だめだと知った日から

ずっと私は　片星（かたぼし）のまま

あなたの空で　光っていたい