Lyric

指切り

雨降りしきる眠らない街へ

君と枯れない花束を

終発に揺られて遠くへ行こうか

今なら乾かない想いも髪も全部全部描き変わる

夜に堕ちて行く

浅はかな逢瀬の夜に

僕ら生憎照らされないもんで

有象無象、固定概念にハマるつもりはない

パパもママも誰もわかっちゃくれない

さあ消化しよう　羨む　どうか有耶無耶になって

月冴ゆる冬ざれに吐いた

ため息は白く、嫌になって

かじかむ指で

指切り

雨降りしきる眠らない街へ

君と枯れない花束を

終発に揺られて遠くへ行こうか

今なら乾かない想いも髪も全部全部描き変わる

夜に堕ちて行く

浅はかな逢瀬の夜に

無垢な果実　錆び付いたギター

初めて触れたこと　熱を孕ませ

一挙手一投足に胸が酷くきゅっとなるの

ねぇ、また会おう　次はガラスの靴でも履いて

春纏う　蕾が綻ぶ

愛しさで溢れ出る日々を

夢を見せてよ

誰も聞いちゃいないぜ

曖昧関係際限なしで

うら悲しむ根っこです

握りしむベルベット　どうしようもないほどに

惨憺たる逃避行　後悔先に立たず無理が祟る

指切り

雨降りしきる眠らない街へ

君と枯れない花束を

終発に揺られて遠くへ行こうか

今なら乾かない想いも髪も全部全部描き変わる

夜に堕ちて行く

浅はかな逢瀬の夜に

震える口先だけ鮮やかな色で飾るの

涙バレないように

甘い誘惑につられて遠くへ　後悔までも

絆せない匂いも癖も全部全部置いてくの

夜が満ちていく

ささやかな逢瀬よ永遠に