過ぎ去った青のジャケット写真

欠けた月のように

ひどく伏せた目をしている

埋まらない穴に火を灯す

その青が揺らいでいる

この今を揺らしている

遠く開く花が眩しくてさ

足元が暗くて見えないな

僕の捨てた色で埋め尽くした空

消えない憧憬が

確かにそこにある

薄れゆく月が あんまりにも綺麗だった

藍色に澄んだら 見つけられるか

目指すべき星を

焦がれてしまった瞬きを

焦がれてしまった夕暮れを

焦がれてしまった夏空に落ちた

その夢を

遠く爆ぜる花がうるさくてさ

強く叫ぼうと届かないな

切り捨てた答えが群れを成して

今、破裂しそうなんだ

光だけ持って走ろう

身を焦がす後悔に 目を逸らした

馬鹿らしいよ

未だ空っぽのまま

遠く開く花が眩しくてさ

この今が暗くて見えないな

僕の捨てた色で塗り潰せば

ほら、褪せない憧憬だ

光だけ持って走ろう

  • 作詞

    セカンドセカンド

  • 作曲

    セカンドセカンド

過ぎ去った青のジャケット写真

セカンドセカンド の“未だ”を

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