碧波の彼方のジャケット写真

歌詞

碧波の彼方

SEIMEI

海を渡りし 若き士官

その名を誇りに 胸に刻む

初めて降り立つ アユタヤの街

香り立つ果実 煌めくทับทิม

豪奢な宮廷 弦の調べ

金色の門に 集う人々

輝く瞳で 交わす言葉

熱帯の風が ふたりを結ぶ

見知らぬ世界 躍る心

気づけば君の姿 追いかけていた

碧い波の彼方に

海へ戻る運命でも

今宵だけは踊りましょう

同じビートを感じながら

契りの宴 暁に消えて

帰帆の時は 容赦なく来る

胸に秘めたる 愛しさ抱いて

岸を離れる 舟の木の香り

駆け寄る君に かける言葉も

飲み込む波に 消えそうになる

護符を受け取り 強く結び

名残の笑みを 瞼に刻む

揺らめく君が 見つめている

小さな奇跡が 終わるわけじゃない

君が待つ場所へ いつかは戻る

碧い波の彼方に

想いを抱え旅立とう

再び会えるその日には

ふたりの歌を 重ねあおう

風が呼ぶなら いざ船を出そう

胸の護符に 君を想えば

碧い海原 越えてゆける

愛しき人よ 待っていて

再び降り立つ喧騒の市場

懐かしき路地裏 煌めくทับทิม

交差する視線 呼び覚ます日々

呼び合う鼓動 抑えることなく

碧い夢のその先で

出会う奇跡を抱きしめよう

遥かな時を越えた想い

君の瞳に映して

君の名を呼ぶ 声が重なり

静かに微笑む あの瞬間

熱帯の風が 海と空を結ぶ

ふたりの物語 再び動き出す

  • 作詞者

    SEIMEI

  • 作曲者

    SEIMEI

  • プロデューサー

    SEIMEI

  • その他の楽器

    SEIMEI

碧波の彼方のジャケット写真

SEIMEI の“碧波の彼方”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    碧波の彼方

    SEIMEI

SEIMEI 最新作『碧波の彼方』は、
15世紀後半の琉球王国とアユタヤ王朝の交流を背景に描かれた、
歴史と異国情緒に満ちたラブストーリー。

若き琉球の士官と、アユタヤの女性。
国も言葉も違うふたりが出会い、やがて別れを迎えるまでの、
切なくも美しい一夜を、鼓動と旋律で紡ぎます。

香り立つ果実、煌めくทับทิม(ルビー)、熱帯の風、そして碧い波。
遠い時代と場所の物語が、今、音楽として蘇ります。

アーティスト情報

  • SEIMEI

    **SEIMEI(セイメイ)**は、音声AIと共に音を通して“もうひとつの現実”を描く。 所属プロジェクト EASYGOING47 は、仮想ボーカルと個の持つ断片的な記憶と感情で構成された音の実験場。現実と幻想のあいだにある「心の余白」、孤独や混沌にそっと触れるような作品を主とし、"誰かの現実に寄り添うためのフィクション"を制作。 「AIは無機質でも、そこに込められた意図は人間の温度を持つ」と信じ活動しています。 テクノロジーの先にある感情、匿名性の中にある共鳴――その狭間に耳を澄ませていただけると幸いです。 ご質問・ご依頼などがございましたら、以下のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。 ※返信には数日かかる場合がございます。あらかじめご了承ください。 【お問い合わせ窓口】 easygoing.okinawa@gmail.com

    アーティストページへ


    SEIMEIの他のリリース

EASYGOING47

"