歌詞

寄る人の波をかきわけたふりをして

どこにも行けないふりをして

誰も聞いちゃいない歌をうたって

警笛が鳴る

ロックンロールを信じて歩き続けている

いつか夜明けの日がきても

僕はきっと見て見ぬふりをして

一人の夜に酔い潰れる

ふと気がつけば

あてもなく歩いてきたことを知る

迫る夜だけが私の心を突き動かす

暗闇になりきれない道

冷たい夜風が頬をなでる

あちらこちらへ行くバスは

僕をどこにも乗せちゃくれない

誰も君など見てはいない

寄る人の波をかきわけたふりをして

どこにも行けないふりをして

誰も聞いちゃいない歌をうたって

警笛が鳴る

ロックンロールを信じて歩き続けている

いつか夜明けの日がきても

僕はきっと見て見ぬふりをして

意味もない灯りがともる

一人泣く夜　疲れ果てて眠る夜明け

朝がきてもただ膝を抱え

そうして僕はいつまでも目を閉じたまま

一人の夜に酔い潰れる

一人の夜に酔い潰れる