Lyric

色が違うのは湿度のせい

ユートピアに行ってみたい

そこでも美味いもの食べて 気の合う仲間がいて

前に古着屋で聞いたバンドがよくて

やっぱりロックが好きだと思った

僕はロックが好きだ

心から好きなんだ

やさしいから好きなんだ いつも隣にいるから

今日は酒飲んで話そう

乾杯しよう 明日になっても

ピンクに白だけじゃない

混ざり合うよ匂い

この気持ちもきっと

きっと

そんな気がする

いつかの夏振り履いたスニーカー

久々に見た 中 砂だらけ

よみがえる 砂浜はどこだっけ

冬の最中 浮かび上がる

記憶のかけら 夏の背中

田舎では噛み締め都会では消え去り

急に飛んだ レコード針

無かったかのよう途切れ違う風景

繋がったり 繋がらなかったり

そんな気がしたり そんな事なかったり

マイクラシックス　エンドレスループ

ぼやけたあの島見ながら今日

いつものあの道コーヒー買って

散歩しよう　広過ぎる海

目でなぞってくスローBPM

涙も出てきたゆっくり ゆっくり

番の州プール　夕方はクール

都会のルールもここじゃ狂う

夏の濡れた肌　光る水はまだ

純情無情の火だるまの身体

季節を追うオレは狩人

まるでハリウッド

悟りきった風吹くテニスコート

チャリンコ飛ばす少年の夢

造船の町 煙たなびく

もっともっとゆっくり 歌いたい

そっとそっと核心に近づいて

ぎゅっと抱きしめ離さない

ふと見上げると夜の空

そして祈るいくつかのこと

幼きオレと話し合うこと

波にゆだね受け取った音

それを手にずっとずっと歩き続けよう

夏を歩く