歌詞

「さよなら」告げずに飛び出して　若さゆえの無礼を悔いた

それでも何一つ変わらない故郷の温かさを知った

瞬く間に時は過ぎ去り　記憶はぼやけ始めてきたけど

「おかえり」の一言で一瞬に懐かしく蘇った

味わって知った理想像

象った虚無の期待で独りよがり

あの日去った街の思い出は　やがて東京の空へ霞と消え

押し寄せてくる不安さえ　煌めくネオンに吸い込まれていく

刹那で美しき世界

出会いと別れを繰り返し　闇と影と光を知った

ふらつく足取りの行く末　酒と煙に包まれた

分かりきったような感情論

いびつな大人の不快な声ばかり

花も咲けれど　夢と散る街　されど東京のビルは聳え立つ

空の青さを仰ぎ懐かしむ　尊ぶべきは選んできた軌跡

刹那で儚き未来

鮮やかに咲いたあの花の名前さえ

未だ知らぬまま　それでも前を向いていく

あの日去った街の思い出は　やがて東京の空へ霞と消え

花も咲けれど　夢と散る街　されど東京の星は輝く

命を燃やし　捧げはしない

未知の彼方へ　冒険は続く

刹那で美しき世界