歌詞

触れたかったなんて言っちゃったら

君はもう

離れちゃうのかもしれないな

これっきりなんだよって

わかってるから

山ほどあった聞きたいこと

うまく出てこないや

奇跡はそう、突然きたんだ

降り出した雨の中

嘘みたいに流れ始めた小さな

傘の下に宿る二人だけの秘密

天気予報士も予想だにしない

恋が始まることを期待して

君がトキメいて止まないように

雨には少しの媚薬

君の右肩あたしに媚薬

相合傘のせいで届かないはずなのに

測り違えてしまいそうな距離

歩幅を合わせる

君にぐっと、きてしまうんだよなぁ

道行く人がスローモーションになる

ここから出たら夢と化す時間

欲張りになっちゃダメなんだよ

だって

君には

あの子がいる

お揃いの指輪

傘がなければその右手は

あの子の左手へ

振り向いて

ほしいなんて思わないから

もう少しだけここにいたいと

願ってたいんだ

相合傘がなくても

並ぶ二つ影法師しあわせなふたり

想像もできなかったんだ

「もしも、あたし隣でわらえたら」

止められないよ相合傘じゃなくて

君の記憶の隅っこでいい

居させて欲しいんだ

こんなトキメキを感じてる

あたしの気持ち

気づいてしまえばいい

ほんの少しあたしを

気になってしまえばいい

ありがとって目が合いそうになって

逸らしちゃった あぁ、ばかだなぁ

昨日より遠くに感じる君を

もっともっと好きになっちゃったよ