

夕暮れの道を独り歩く
影が長く伸びていく
地図を広げていたあの手が
今は違う道を指す
交差点で立ち止まって
空を見上げてみた
どこへ行くんだと風が聞く
答えられなかった
転んだ数だけ
地面を知った
それでも誰かが
背中を押してくれた
長い影よ
まだ光の中にいる
思い通りじゃなくても
歩いてきた道がある
遠回りした分だけ
見えた景色がある
それでいいと
今は思える
古びた作業服を着て
知らない街を行く
描いていた未来の輪郭が
滲んで見えなくなった
缶コーヒーが冷めていく
それでいいと呟く
救われた声を思い出す
また歩き出せる気がした
どん底で見上げた空は
思ったより青かった
夜明けが来ないと思った夜を
朝が静かに終わらせた
あの人の声が聞こえた気がした
振り向いたら風だった
転んだ数だけ
地面を知った
それでも誰かが
背中を押してくれた
長い影よ
まだ光の中にいる
思い通りじゃなくても
歩いてきた道がある
遠回りした分だけ
見えた景色がある
それでいいと
今は思える
長い影よ
全部連れて行く
捨てなくていい
これが俺の道だ
- 作詞者
Tucci Rain
- 作曲者
Tucci Rain
- プロデューサー
Tucci Rain
- グラフィックデザイン
Tucci Rain
- ソングライター
Tucci Rain
- プログラミング
Tucci Rain

Tucci Rain の“長い影”を
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ストリーミング / ダウンロード
『祭りのあとで』『金木犀の駅』『長い影』の3曲を収録したコンセプト作品。
夏祭りの帰り道に残された淡い記憶、金木犀の香りが呼び覚ます過去、そして長く伸びる影を見つめながら振り返る人生の道のり——。
本作は、これまでTucci Rainが描いてきた「記憶」というテーマを受け継ぎながら、その先にある「人生そのもの」へと視点を広げた作品です。
過ぎ去った季節や選ばなかった道さえも抱きしめながら、静かに前を向いて歩いていく。
『長い影の向こうへ』は、記憶の向こう側にある未来へと続く旅路を描いた作品集です。
アーティスト情報
Tucci Rain
Tucci Rainは、記憶や人とのつながりをテーマに楽曲を制作する日本のソロアーティスト。 1990年代の青春や恋愛の記憶、日常に残る感情の断片をモチーフに、ノスタルジックな世界観を描いている。
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Tucci Rain Records


