残灯、夢遊世界のジャケット写真

歌詞

残灯、夢遊世界

アイノネ

それはとても長く

どこまででも続くような

夢でした

何を見ても

能動的な記憶

まるで静寂の中

波が寄せて

全て溶けてゆくような

日々が今も

頭を駆け巡るの

けれどそんな世界は

朝靄へと

沈んで

どこにも見当たらないんだ

溢れるほどの時間はそっと

在りし日と変わり果てていた

憂いていたことも

愛していたことも

全て忘れられたみたいだ

移ろいゆく季節にきっと

引け目を感じてしまうの

空蝉のように

無常になれたら

どれほど良かっただろう

どうせ

二度とは

巡ってこないのなら

せめて

忘れぬように

過去へ縋ろう

あの日

見た悲しみ

その刹那に

遠征を覚えたこと

あの温もりが

本当は自己犠牲と

知ったこと

私だけは

覚えてるよ

どれだけ時が経って

大人になっても

探し続けているんだ

潰えぬほどの時間にきっと

いつまでも絆されてしまうよ

嘆いていたことも

偲んでいたことも

私だけが知っているんだ

変わり果てた季節の空は

やがて肌に馴染んでゆく

空蝉のように

無常になれたら

大切は消えてゆく

  • 作詞

    与那

  • 作曲

    与那

  • ミキシングエンジニア

    与那

  • マスタリングエンジニア

    与那

  • ボーカル

    心夢

残灯、夢遊世界のジャケット写真

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