Lyric

メッセージのリアクション

何度も見返してる

僕じゃなくてもいい

分かっているはずなのに

風に揺れるカーテン

ため息を真似る

手届く距離なのに

触れちゃいけないようで

いつか寄り添いたい

想いは消える 流れ星のように

笑うたび少し目を逸らす

言葉より先に沈黙が頷く

世界に背向ける 月みたく

明るいふりして 輪郭を消す

「またね」の声に、すこし遅れて

返事じゃない想いが ひとつ落ちる

誰かと話す姿に

勝手に守りたくなって

勝手に立ち止まって

届かないことあるんだね

頑張っての言葉に

もっと違う気持ちを混ぜたかった

でも言葉は、流れ星のように

君に届く前に消えてった

世界に背向ける月みたく

邪魔しないように ひとり夜を歩く

誰かの幸せ みのりますように

想いは今日も気づかれずに

曖昧な距離に

名前をつけるとしたら

たぶんそれは

「好き」と「優しさ」の中間点

世界に背向ける 月みたく

明るいふりして本当は揺れてる

ひとことだけで 崩れるであろう今を

壊さぬように 今日も なにも言わないまま