Lyric

Ah　戻れはしない

記憶の中の　鮮やかな日々

いつもそこには　君が待ってる

どんな季節も　君と越えてきた

Ah　どうしてだろう

いつも何かを失ってから　終わりが来てから

初めて気付くのさ　失くしたものの重さに

Ah 今となっては　何処にもいない

いるはずのない　君の姿を

追い続けてる

締めきれず　探し続けてる

Ah　どうしてだろう

失くしたくないものから　いつも消えてゆくのさ

それも運命と言うなら　とても淋しい気がするね

見渡す限りの草原を　君と歩いている

くだらないことを　交わしてはまた

笑いあってる　ふたりがいる

Ah　思えばいつも　この街だった

全ての始まりも　この街だった

君が愛したこの街を今　ひとりで歩く

Ah　どうしてだろう　あの頃には

気付かなかった　些細なことが

思い出されてくる　美しく彩られ

Ah　不思議なものさ　君のことを想い出のように

話している　瞳を閉じれば

声や仕草も　感じられるのに

人はいつも　哀しみさえも

残酷なほど　忘れてしまう

君の笑顔も　消えゆく日が来るのか

心に広がる草原を　君と歩いている

懐しい歌を口ずさんでは　笑いあってるふたりがいる

見渡す限りの草原を　君と歩いている

少し冷たい　風を引き連れて

歩いてゆく　どこか淋し気に