富士山ラブストーリーのジャケット写真

歌詞

富士山ラブストーリー

BAYABAYA

銭湯の湯気のむこうに

君が笑って座ってる

髪にタオルをのせたまま

真顔で「気持ちいいね」って

何気ない時間なのに

心がふっと ゆるんでく

富士山の絵が 少しだけ

にじんで 見えてきた

ふたり並んで浸かった

この日のことを君は

覚えてくれてるかな

そんな気持ちで 空を見た

富士山ラブストーリー

銭湯の壁に描かれた

永遠の青に包まれて

僕らはちいさく うなずいた

君が描いた似顔絵に

となりにいた僕がいて

富士山の絵も ちゃんとあって

なんでもないのに うれしかった

夕食後の帰り道

「25歳で結婚したい」

君がそんな未来を

語るとは思ってなかった

「一人だとごはんがさ、

誰にもまかせられないし」

そんなこと言うなんて

君はもう、大人だね

プリンセスのドレスより

誰かと暮らす理由を

ちゃんと見つけてることに

ちょっと胸が熱くなった

富士山ラブストーリー

誰かと生きるってことは

まかせること 信じること

きみが教えてくれたんだ

湯けむりの中の沈黙が

言葉より強く なにかを伝えてた

今日の思い出 きっときっと

いつか誰かに話すんだろう

あの日の湯けむり 富士の絵

おそろいみたいな タオルのせて

ああ、たったそれだけなのに

不思議なくらい 胸に残ってる

富士山ラブストーリー

世界のどこにもないけど

あの日の君とぼくのこと

ちゃんと心に飾ってあるよ

きっと忘れてしまうかもしれない

でも 僕だけは覚えているよ

「まかせても、だいじょうぶ」

あの日の君が 教えてくれたこと

  • 作詞者

    BAYABAYA

  • 作曲者

    BAYABAYA

  • プロデューサー

    BAYABAYA

  • ボーカル

    BAYABAYA

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    BAYABAYA

アーティスト情報

  • BAYABAYA

    日本を拠点にインストゥルメンタル音楽を制作しています。 テーマにしているのは、季節の移ろい、一日の時間の流れ、そして街や自然の風景です。春の朝のやわらかな光や、夏の夜の静けさ。秋の街角の彩りに、冬の午後の落ち着き。そうした何気ない瞬間を音に置き換えるように曲を紡いでいます。 言葉を持たない音楽だからこそ、聴く人それぞれが自由に物語を描くことができます。過去を思い出すこともあれば、いまを静かに味わうこともある。未来の景色を想像するきっかけになるかもしれません。 聴く人の日常に、静かに彩りを添えられる音楽でありたいと思っています。

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