歌詞

砂に描いた言葉

Alexsophie

波間に揺れる光　遠い記憶をさらう

潮風が頬を撫でて　時を開く

水平線の向こうに　まだ見ぬ夢がある

寄せては返す波が　心を導く

砂に描いた言葉は　波に奪われても

想いだけは　海に溶けて残っている

潮騒の未来　青空に響く

過ぎ去る季節を　抱きしめながら

見えない明日を　声が尽きても歌う

この瞬間を　永遠に変えるため

白い帆が遠ざかり　孤独を運んでゆく

海鳥の声だけが　希望を運んでくる

時の波にさらわれ　消えてしまう前に

名前のない想いを　今　響かせたい

もしも嵐が　行く手を閉ざしても

この声だけは　海に放つから

夜明けの光を　選びながら

潮騒の未来　青空を越えて

過ぎ去る時間を　突き抜けながら

見えない明日を　声が破れても歌う

この命を　永遠に変えるため

波が静まり　空が変わっても

砂に描いた言葉は　ここに残る

作詞者
Alexsophie
作曲者
Alexsophie
プロデューサー
Alexsophie
ソングライター
Alexsophie
プログラミング
Alexsophie

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砂に描いた言葉は、
消えていくと分かっていながら、それでも言葉を残そうとする
人の“意志”を描いたピアノ・バラードです。

波にさらされる砂の上に、
書いては消え、消えては想いだけが残る——
そんな儚い情景の中で、
見えない明日を信じ、声が尽きるまで歌う決意を静かに綴っています。

華美な装飾を排し、
ピアノと歌声だけで紡がれるこの楽曲は、
聴く人それぞれの記憶や感情に、
そっと寄り添うように響く一曲です。