月明かり差す 夜の音が聴こえ
胸を刺すのは 凍えた吐息で
傷付かぬように 目を閉じたのなら
記憶の中で 誰かが笑うの
ただ 憧れていたの
涙も知らないままに告げる朝
光る夜凪に そっと触れるように
重く閉ざした 胸を抱けたら
霞んだ世界が 彩り失い
差し伸べる手も 今は無くていい
きつく縛った糸を
解けないまま巡っていく季節
忘れぬように 手放さぬように
抱え切れない 生きる意味さえも
知らずにいれたら きっと今でも
透き通る空に 浮かぶ星月が
眠れぬ夜に 溢れ満ちていく
- 作詞
奏音
- 作曲
吉田啓一
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凍えた夜は
奏音
アーティスト情報
奏音
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