花束のジャケット写真

歌詞

花束

遠山翔隼

欠け落ちた言葉が昇る朝

暮らしの唄 容赦無く続く

響き合う痛みが繋ぐ夜

瘡蓋のようだ そばにいる

すり切れた心を縫い合わす

語りえぬ"あいだ"を探して

あなたの呼吸を確かめた

刹那の季節だ 分かっている

あなたには何も渡せないままで

ただこの身体を通り過ぎて行く

手渡された、花束今、意味を繋ぎ、ただ重なる

向こう岸で咲き誇れ

朽ち果ててゆく木々 癒えるはずない日々

誤魔化しては踊る 定めをはしゃぐ獣

見つけ合う温度を 束ねた花束と

なまえのないことば 置いておくから

あなたには何も渡せないままで

ただこの窓から眺め過ぎていく

手放された、花束今、意味を溶かし、ただ消えゆく

向こう岸で咲き誇れ

始まる前の沈黙を、終わるまで書き殴る

写ることのないこの日々を、果てるまでうたい切る

互いに渡したこの橋を

いずれ散りゆくこの肌で

あなたと渡りきれますように

ただいま、おかえり

  • 作詞

    遠山翔隼

  • 作曲

    遠山翔隼

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