歌詞

ぱっと咲いてふわっと枯れて房を実らせる愛を

ぐらっと沸いて湯気をくゆらせはじけた泡の音（ね）でダンスを

独りよがりの僕の想い　誰にも見えなくて

天井をなぞりつける　ふらふら彷徨いながら

案内図を僕は頼りに　手探りで練り歩いて

すれ違う街の色に　目をとられ足を失う

手を差しのべる虹の声

つややかで無限に包みこむような世界樹の愛で満たされ

間違うことなどひとつもあり得ないさ

僕を縛る煩わしい呪いはとうに捨てたから

この光を僕は何と呼べばいいの？

世界の果てのその先まで導きの優雅な船に乗って

ひとりごとを積み重ねてた窓際の静寂

指を振ればこぼれる光　束ねることを知らずに

部屋に散らかった人形はどれも不確かで

喜びも悲しみも何一つ叫ばないまま

掌で覆った声を

目を背けて閉じ込めてしまうから

いつの間にか大きくなって

間違うことなんて時にはあるだろうさ

僕を蝕むこの呪いはいつだってそこにいるから

この光を僕は何とでも呼べるだろう

世界の終わりはすぐそこでその時まで船を漕ぎ続けて