貴方の写真を偶然見つけた
大勢の中の一枚なのに
まるで貴方が写り込んだような
素朴で温かい秋の山
故郷の町や人たちを愛して
暮らす貴方が羨ましいと
初めての気持ちに込み上げた涙と
胸に薫る あの秋の風
肌に馴染んだここがいいと
見送る貴方は笑って言った
お守りにすると
向けられた丸いレンズに
あの日どんな顔をしたんだろう
会いに行きたい 会いに行きたい
貴方の住む町へ
羽が生えたら すぐに行くから
貴方の好きな午後二時の風に
包まれながら私も 歌を残そう
ラルララリリララ
初夏の田んぼと 夕暮れのトンボ
夜空の宝石と 朝焼けの桃色
夢中でカメラを覗き込む貴方と
横顔にゆれる恋の花
ほろ苦い記憶の路地を抜けて
別れの駅まで戻れたなら
あの日くちびるを空回りした言葉を
貴方に告げよう
きっと笑うでしょう
会いに行きたい 会いに行きたい
貴方の住む町へ
列車にゆられて 鼻歌たずさえて
風が吹けばカタカタ鳴る
教室の薄いガラスの窓辺で
貴方を待とう
あの頃みたいに あの頃みたいに
春の暦のハレの日の空欄を
見つけて思わず あの駅の名を
書き込んだ途端に 涙になったよ
温かくて 温かくて
可笑しいくらいに 軽やかな胸に
聴こえてきたよ
芒がゆれる向こうで
『カシャリ・・・』
貴方の写真を偶然見つけた
大勢の中の一枚なのに
まるで貴方が写り込んだような
素朴で温かい秋の山
会いに行きたい 会いに行きたい
貴方の住む町へ
羽が生えたら すぐに行くから
貴方の好きな午後二時の風に
包まれながら私も
歌を残そう
ラルララリリララ
会いに行きたい 会いに行きたい
貴方の住む町へ
列車にゆられて 鼻歌たずさえて
風が吹けばカタカタ鳴る
教室の薄いガラスの窓辺で
貴方を待とう
あの頃みたいに
会いに行きたい 会いに行きたい
貴方の住む町へ
会いに行きたい 会いに行きたい
貴方の住む町へ
貴方に会えたら
記念写真を撮って
お守りにしよう
これからずっとの
- Lyricist
Hikari Umizuki
- Composer
Hikari Umizuki
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- 1
Prologue ~Chime~
Hikari Umizuki
- ⚫︎
Omamori
Hikari Umizuki
- 3
Ichijiku
Hikari Umizuki
- 4
Bakanaotoko
Hikari Umizuki
- 5
Maboroshi
Hikari Umizuki
- 6
Futari
Hikari Umizuki
- 7
Anatanokotobakari (Bonus Track)
Hikari Umizuki
Hikari Umitsuki "Torikago"