歌詞

怪はそこらにはびこって

ひそひそと囁く者どもさ

月影に潜むろくでなし

相も変わらずくだ巻いて

トクトクと注いだ椀の中

ふたつの瞳と目が合った

あわよくば明日が

こなければいいのに

きつく眼を閉じて

単純明快　なんか用かい？

現れるようだ

今日もお馬にまたがって

天を走った夢をみた

街の灯りを見下ろして

相も変わらず見下して

嗤って落として蔑んで

心のささくれ目に余る

焼き尽くす呼吸は

全てを飲み込んで

晴れた日でさえも

驚天動地　なんか用かい？

現れる

嗚呼　この世界の始まりは

ここから広がってゆく

いま、暗雲低迷　周章狼狽

気をつけろ

闇の中の妖怪大宴会

賽の河原で

だれと踊ろう？

とめどない涙は

全てを飲み込んで

雨の日でさえも

混然一体　なんか用かい？

視えてくる

嗚呼　この世界の終わりは

どこから広がってくる？

いま、大政奉還　政権交代

乗り越えて

生きて生き抜いて変わるのなら

嗚呼　この世界の始まりは

ここから広がってゆく

いま、安全運転　エンジン全開

駆け抜けろ

今も続く妖怪大宴会