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歌詞

simulated_D

衣縫燦志郎

写す世界 不安定な影を見る

触れる 揺れ 八月に

フカン キオク つかめず浮遊にいる

無表情の反射だけ

見えるセピア ただ青に帰えゆく

未来さえ 君だけか

八月に犯されたような 影はどこにいる

光だけ歪んでいた あの日さえ

消えていったよ君の背景

見えていたよあの日のハイウェイ

消えていったよ影と背景

二度と見えないあれは幻影?

Delayも全部 連れ去っていった 記憶のない街

違和感だって 懐かしいんだ きっとそうだろう?

連れ去って 切り刻んで 見えもしないだろう

君だって 偽物さ

秋の気配が連れ去った simulated D

見えなくなった 不可逆性の君の姿

  • 作詞

    衣縫燦志郎

  • 作曲

    衣縫燦志郎

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    simulated_D

    衣縫燦志郎

本作は、それ以前/以降に作風を分けられる、衣縫燦志郎にとってゲームチェンジャー的な作品である。これまでの日本のオルタナティブロックを踏まえた作風はそのままに、静から動に移り行くサウンドの切り替え、リズム楽器隊が支配する音圧の世界は、本作以降の衣縫の作風に大きく影響を与えた。秋から冬へ、その混沌の季節に出来上がった本作は、全体で時間の移り変わりを表現している。ついさっきまであったものが、今になっては存在していない、新しい季節の虚無感を味わえる一曲。

アーティスト情報

LUCY LOVE records

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