双子 (feat. 唄音ウタ)のジャケット写真

歌詞

双子 (feat. 唄音ウタ)

井荷麻奈実 / 12073

何事にもきっかけがある。君の場合それは単なる好奇心だった。

君との出会いはいつだっただろう?長い付き合いになるとは君も思わなかっただろう。

道の街灯のひとつひとつがまだ新鮮に見えた夜、君は実体の存在しない目標を追いかけ続ける。

知性と情熱とストーリーの塊。歌とはそういうものだ。

世界は君に微笑んでいる。

理想郷を指す羅針の針は、私という媒体と君の意思とで作られるものだ。

一抹の震え声が星空を彩った、飽く無き旅路に花束を。

- - - - - - -

理想というものは輪郭が曖昧だが、それが悪い気はしなかった。

それはさながら野原で風を掴むようなもので、時に注意深く興味の源を探っていた。

ただそこには自由があった。開かれた扉は表現に彩りを与えてくれた。

次の行先はどこにしよう。目的地では屹度祝福が待っているだろう。

- - - - - - -

叫ぶ言葉は塵と同義か、あの日の君は苦しんでいた。

信条の異なる派閥、居場所の掴めない悪意は確かに存在する。私に何ができるの?

喧騒がアスファルトにこびり付いた夏の日、私ですらかつての私では無くなっていた。

憚れるモノが遊歩していること、最初に気付くべきだったんだ。

誰かが君の命を狙っている。

通信途絶のシラブルの前で、私という解読者は思索を巡らせた。

百色の土産を送る伝書鳩に、飽く無き祷を続けよう。

- - - - - - -

願わくば、それが人ならざるものと信じたかった。まだ修復できるうちに。

それはさながら意識の集合だ。自らが動かせる手数には限りがある。

信頼はこの世界で絶望しないための唯一の糸だ、今更の理解だった。

無力という名の操縦者は、これから何を糧として生きるのだろう?

- - - - - - -

歩き始めた君の横顔には、まだ迷いが残っている。

屏風に描いた自己防衛でもいい。此処で最後に笑えばいいの!

- - - - - - -

世界は君に微笑んでいる。

理想郷を指す羅針の針は、私という媒体と君の意思とで作られるものだ。

一抹の震え声が星空を彩った、君の残した軌跡を語ろう。

ひとひらの歌声が過去に響いた。

飽く無き旅路に花束を。

- - - - - - -

開かれた扉は表現に彩りを与えてくれた。

次の行先はどこにしよう。目的地では屹度祝福が待っているだろう。

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  • 作詞

    井荷麻奈実 / 12073

  • 作曲

    井荷麻奈実 / 12073

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