歌詞

爆撃機の中を逃げ惑う少年　頼れるものを見捨てて生きてきた

祭りの跡は酷い焼け野原　裏手の金融街に滑り込む

藁人形達に狙いを定めて　力の限り脅して奪い取る

その内殴りつけるのにも飽きて　自分も操られる事に決めた

美辞麗句だけで仕切られた空間　これなら成り代わることも容易い

一先ず生き神様に取り入って　用心棒の地位を手に入れた

そこから先は好機を伺って　背中に飛び乗り斬りつけるんだ

最初から力が支配する世界　藁に縋る気など毛頭無い

さあ目の前の壮大なマスゲームは　我が喰い尽くしてきた領域だ

さらに果実を奪い取るために　藁が全てだと洗脳してしまえ

盤石すぎる地位を手に入れた　そろそろ国を呑んでしまおうか

カルトだと罵られても構わない　勝利する事が世の全てだから

砂で築いた妄想の果てに　藁で培った木偶だけになった

後は祝福の果てに成り代わり　この足跡を残すだけなのに

獅子身中の虫は駆除されて　銃声の果ての粉塵に消えた

それでも見放された木偶達が　信じる藁の意思だけは残る