歌詞

息を止めた瞬間（とき）に感じていた命の灯が

無数の煌めきを纏うように　この身体を流れていく

途切れていた声と　微かに聞こえる残響が

止まってた時間を　呼び覚ますように

開幕のベルを鳴らした

今は赤く揺らいだ月の下で

加速する鼓動を信じて

僕は手を伸ばし続けているから

いつか君の涙を拭うような

揺るがない想いを手にしたなら

きっと約束のあの場所でまた会えるかな

引き金をひく　瞬間にこぼれた小さなため息

閉ざしたままの瞳　暗闇に何を見てた

遠ざかる声が確かに僕を呼んでいた

動き出す時間は　待ち望んでいた

再開の合図を出した

今も赤い陽炎 惑いながら

錆び付いた心を溶かして

君は目を閉じて嘆いているから

いつか僕の身体が灰になって

終わらない光を降らせるから

もう繋いだ手はずっとこのまま離さない

繰り返す輪廻の先で　アカツキは輝き出した

終幕のベルが鳴り響いて

今は赤く煌めく月の下で

加速する鼓動を信じて

僕は手を伸ばし続けているから

いつか君の涙を拭うような

揺るがない想いを手にしたなら

きっと約束のあの場所でまた

赤い月の光に揺れながら