透花のジャケット写真

歌詞

透花

AND CALL.

拝啓、空色

泳ぐ風に這う波

春の目を擦っている

拝啓、雨音

バス停の影に紫陽花

アスファルトが吐く煙の向こう

見えなくなって

今 僕を攫ってみせて 空へ

その名前を呼ぶまで

思い出の全部に水をやる

この足はまだ 未だ

土に埋まったまま

会いに行けないまま

拝啓、月見夜

芒原は和膚

撫ぜる風が奪っていく

拝啓、白い足跡は切り取り線

埋める雪待つ暇もなく遠く

見えなくなって あぁ

今 風を纏ってみせて 空へ

その種が芽吹くまで

雲泳いだ晴れに戯の雨

この声はまだ 未だ

土に還るだけだ

拝啓、空色

窓越し 部屋に一人きり

僕は目を擦っている

今 僕を攫ってしまえ 夜へ

何もかも見えぬまで

思い出の全部よ 消え去れ

なんてできるはずなくて

今 僕を攫ってみせて 空へ

その名前を呼ぶまで

思い出の全部に透けている

その顔はまだ 未だ

手も足もまだ 未だ

あの空の向こう側

  • 作詞

    あまねこゆ

  • 作曲

    あまねこゆ

透花のジャケット写真

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    透花

    AND CALL.

春夏秋冬歩んできた思い出
生きる力、人生を見つめる花
僕を攫ってみせて空へ
未だ見ぬ未来が待っている
行こう!あの空の向こう側へ

アーティスト情報

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