懺悔のジャケット写真

歌詞

懺悔

雨ノ杏

うまく自分の気持ちを言えない子どもでした

嫌われないために笑うようになって

大事にされないことが当たり前になって

自分を嫌いになった

発散できない思いを書き殴るノートは今も健在です

昔から変わらない、変われない

自分への嫌悪と社会への怒り

貴方が見ている私の笑顔は

本物なのでしょうか

前に進めば進むほど

期待に応えられない自分が嫌になるのです

胸を張れた日なんて一度も無いのです

逃げるように家を出てありがとうの気持ちも無い

いつも思いやりに責められています

「殺せよ」放った言葉が纏わりついて

今も私を苦しめています

疲れたと投げ出すたびに「お前は中途半端だ」と

言われた言葉が反芻して

やり遂げることすらできない自分が

また更に嫌いになるのです

愛されたかったから

ひとりが寂しかったから

人を試してばかりで

胸を張れる日は来るのでしょうか

間違えたページを破るように

誤魔化して生きてきたんだ

誰かのせいにしないのは

卑怯だと言われるのが怖いから

そうやって偽って褒められたって嬉しいかい

自分のためにしか動けない

傲慢で身勝手で弱い私に

嘆く資格は無いんだ

後悔する資格も無いんだ

許される資格も無いんだ

  • 作詞者

    雨ノ杏

  • 作曲者

    のぶ

  • ミキシングエンジニア

    御二九

  • マスタリングエンジニア

    御二九

  • ギター

    のぶ

  • ベースギター

    のぶ

懺悔のジャケット写真

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    懺悔

    雨ノ杏

アーティスト情報

  • 雨ノ杏

    雨ノ杏 1998年8月21日生まれ。東京都出身。 葛藤、孤独、迷い——そんな“生きづらさ”を正面から見つめ、言葉と音に変えて届けるアーティスト。 幼少期から自身の特性や人間関係に悩み、生きづらさを抱えながら過ごす。大学卒業後は正社員として働くも、同じく生きづらさを抱える人に音楽を届けたい想いから作詞作曲を始める。 全楽曲の作詞・作曲に加え、ジャケット写真やMV制作までを一貫して自ら手掛けるセルフプロデュース型アーティストとして活動。 自身の感情や記憶を軸に、心を削るようなリアルな歌を紡ぎ、独自の世界観を作り上げる。 また、ひとり旅を愛するバイク乗りとしても活動中。YouTube「あめのばいく」では、愛車グラストラッカーとともに日本各地を旅する様子をモトブログとして発信。楽曲からは想像できないような、親しみやすい自由な口調が注目を集め、投稿開始2ヶ月で登録者1,000人を超え、現在は3,000人と着々と人気を伸ばしている。 2024年より本格的に音楽活動をスタートし、代表曲『懺悔』『虐げられる者たちへ』『路頭』『P/you』などを次々と発表。 2025年には『ヤマアラシ』を自ら制作したMVと同時リリースし、心締め付けられる映像表現に反響を呼んでいる。

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