Patient Front Cover

Lyric

Flores

Kine Lune

天井が動くのを 床に座って見ていた

証明するものなんて 何もない長い一日

カレンダーは 蛍光灯の白さで嘲笑(わら)い

四角い枠のひとつひとつが 残光を湛えた棺(ひつぎ)だ

瓶の中の蛾(が)みたいに 両手を折り畳み

君のいる場所よりも 静寂がうるさく響く

思考が腐るまで 煮込みすぎたみたいだ

この家は 長すぎるループを 歌い続けている

誰もが 消えてしまった……

太陽とビーチの 向こう側へ

けれど僕は 溶けていく

機械仕掛けの 夢の光の中で……

長すぎる!!――静かすぎる!!

僕の声は 窓枠に飲み込まれてしまった!

冷たすぎる!!――現実(リアル)すぎる!!

狼がドアを叩き ただ「感じたい」と吠えている!

自分の影をドレスアップして お茶に誘った

影は「君はフリをしてるだけの亡霊だ」と言った

喜びを古い衣装みたいに 着てみようとしたけれど

疲れ果てた僕の瞳の 継ぎ目から裂けてしまった

郵便受けが咳き込んでも 名前なんて書いてない

ただのゴミと 同じ顔をしたクーポンばかり

冷蔵庫とダンスをすれば 音外れのハミング

「誰でもない僕」のための 密やかなパレード

あいつらは 笑顔を投稿する

ヨットや 飛行機の窓から

僕は 夕食を焦がしている

電気仕掛けの 光の中で……

長すぎる!!――静かすぎる!!

僕の声は 窓枠に飲み込まれてしまった!

冷たすぎる!!――現実(リアル)すぎる!!

狼がドアを叩き ただ「感じたい」と吠えている!

君は僕の肌に ポストカードを残した

そこには「君がここにいなきゃよかった」と

僕は自分を折り畳み ソファーに沈み込む

消えてしまうのを 怖がっている詩(うた)のように

ここにいるよ……

太陽が 僕の顔を忘れても……

ここにいるよ……

夢のない場所の 埃のように……

狼に伝えてくれ……

もう お腹はいっぱいなんだ……

  • Lyricist

    Kine Lune

  • Composer

    Kine Lune

  • Producer

    Kine Lune

  • Vocals

    Kine Lune

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