Lyric

静寂が佇む 吐息が窓 白く染める

四畳半の部屋に月は今夜も光らない

ねえ ちょうだい

慰め 合わせて

体を 温めて

また消える 今日が

ひらり ただよう

夜の風はうまく

笑えず 絶えず ひとつずつ

古都の鳩のよう やはりただよう

広く 影跳ぶ

鼻をくすぐる香り

騒ぐ胸打つ音

遠く舞う すぐに 塔に登る

何かに会う

じっと こちらを見る目

芝生に屠る思慮

するり浮かぶ はるか地上

舞う 迷う 貸そう 這おう

今宵 誰かが あの塔に

陰った ものはまた 誰一人

ただ感じる 耳

ふれ合う 意味

散る 焦る 走る まぶく

また銅の柱 揺れる日

彼方まで続いた夢か

ただ感じる

行けば 赤く擦れる

静寂が佇む 吐息が窓 白く染める

四畳半の部屋に月は今夜も光らない

ねえ ちょうだい

慰め 合わせて

体を 温めて

また消える 今日よ

ひらり ただよう

夜の風はうまく

笑えず 絶えず ひとつずつ

古都の鳩のよう やはりただよう

広く 影跳ぶ

鼻をくすぐる香り

騒ぐ胸打つ音

遠く舞う すぐに 塔に登る

何かに会う