歌詞

ゆらり揺らめく街並み

光るネオンに手を翳す

遠い日々の思い出は

苦く口に溶けた

夜を照らす街の下

伸びる影と戯れて

チカチカ光る電球が

ほのかに街を彩って

行き交う人々の群れの中

すれ違う君を見送った

気づかないフリして

そっと街の明かりに背を向けてる

繰り返す日常に溶け込む

今日も明日も明後日も

また僕はそっと息をするんだ

淡く煌めいて君が溶けていく

魔法が解けたみたいな

色褪せてく日々の残像が

街の雑踏をすり抜けた

ネオン光る街照らされてる

僕はまだ彷徨ってるんだ

甘く漂う君の香りは

今もまだ少し残ってるんだ

街の喧騒子守唄に

少しだけ眠たい目擦って

行き交う人も少なくなる

ふと時計の針に目をやる

秒針が刻む1秒と

街と人と僕の距離

息を深く吸い込んで

またそっとネオンに手を翳す

道路挟んだ向こう側で

誰かを待ってる貴女も

バス停で時間調べてる人の

後ろでウトウトしている貴方も

街は少し早足で僕らの

少し先歩いてる

そして僕は今日も息をするんだ

夜の街は気分屋で

時折僕を照らして

古い写真は色褪せ

苦く口に残った

淡く煌めいて君が溶けていく

魔法が解けたみたいな

色褪せてく日々の残像が

街の雑踏をすり抜けた

ネオン光る街僕は一人で

まだただ彷徨ってるんだ

甘く漂う君の香りは

今もまだ少し残ってるんだ