Bluesy Jazz Piano by Relaxing Piano Crew

100年以上の歴史を持つブルースをベースにした哀愁のピアノコレクション

2018年は、ブルース生誕115年という記念すべき年だ。ブルースは、20世紀初めにアメリカ南部で誕生した音楽で、黒人が持つ独特のリズムに哀愁を持つメロディと魂の叫びを融合させて発展してきた歴史を持つ。歌詞がない楽曲でも、その“思い”を共有しているものはブルースと呼ばれ、ピアノインストゥルメンタルでも独自のジャンルを確立している。今作『Bluesy Jazz Piano』は、そんなブルースの“思い”を持った哀愁漂うピアノコレクション。明るさの中に垣間見せる寂しさが、何ともいえない気持ちにさせてくれる楽曲が揃っている。人生は楽しいだけではない、苦もあるから人生なのだ…そんなことを考えさせてくれる作品だ。