歌詞

もぐり込む意識の中

滲んでゆく視界は

光の反射に遮られ

長い悪夢から醒めて

夢見た夢も、そぞろ

崩れゆく足を支えて

草花は讃える、その影を

木漏れ日はこんなにもあたたかいのに

指先から零れ落ちる

この想いは儚く風に吹き消され

冷たいコンクリートに

ただ横たわる身体を抱き上げて

壁に描かれた小さな十字架

何を祈っても

神様なんてどこにも居なくて

あの歌が聴こえたら

冷たい海の底に

ただ脆く砕けゆく身体を抱き上げて

拙い仕草で　刻みゆく時を見渡して

いくら探しても見つからない

君を見つけたい

どうすれば

君に会えるの？

拙いトレモロ

リフレイン続かない

触れられない君に

触れられたら