

振り返るな
この香りが 街を支配する
君のいない角で 君を探す
Don’t turn around
わかってるのに 心より先に 足が止まる
シャッターの傷も 変わらないまま
君が好きだった店だけ 名前を変えた
平気な顔で 通り過ぎたのに
風がひとつ 嘘を見抜いた
消した写真は もう開けない
捨てた鍵では どこにも帰れない
なのに香りは 何も持たずに
閉めたはずの僕へ 入り込む
You never call, you never knock
Still, every street becomes your room
I hold my breath beneath the lights
But I can almost breathe with you
知らない誰かの コートの裾に
あの日の夕暮れが 追いついてくる
人違いだと 笑う準備まで出来てる僕が 一番嫌いだ
「もう会わない」そう決めた口で
君の名前の 形をつくった
青に変わった 信号の向こう
渡ればいい ただ 渡ればいい
振り返るな
この香りが 街を支配する
どの道を選んでも 君へ曲がる
Don’t turn around
わかってるのに 心より先に 足が止まる
金木犀 その甘さで
終わった恋に 息をさせるな
I won’t look back
言い終える前に また肩越しに君を探した
One breath, and I’m back with you
One breath, and the wound feels new
君はいない 香りだけが帰ってくる
遠回りして 一本裏へ
逃げた通りにも オレンジの群れ
小さな花が 塀を越えて
この街中を 君に変えてく
履歴は空白 画面は暗い
連絡しない理由なら 足りてる
足りないのは たったひとつ
会いたくないと 言い切れる僕
憎めるように 並べた言葉
優しかった日の声で 崩れる
最後の君だけ 覚えていれば
こんな季節も 歩けたのかな
I miss the way I felt with you
Before I knew what we could lose
戻りたいのは 君の隣?
まだ何も知らない 僕の方?
胸いっぱいに 吸い込んだなら
忘れていく日が 遠のきそうで
息を止めた 苦しくなった
それでもまだ 離したくなかった
振り返るな
この香りが 街を支配する
鍵をかけた日々が 内側で鳴る
Don’t turn around
わかってるのに
君に似た気配を 待ってしまう
金木犀 その甘さで
別れの輪郭 ぼかさないで
I won’t look back
強がる声さえ
君に聞こえるように 響かせた
君がここにいたら
何を言うつもりだった?
責める言葉か 帰ろうの一言か
If you were standing here tonight
Would I still choose to say goodbye?
答えも出せないまま 振り返った
誰もいない道に 少しだけ 救われた
踏まれた花が 靴の底で
まだ甘く香っていた
連れてきたのは 僕の方だった
振り返るな
この香りが 街を支配する
それでもこの足で 明日へ曲がれ
Don’t turn around
会いたいままで
君のいない方へ 歩いていく
金木犀 その甘さを
嫌いになれない 僕のままで
I won’t go back
震える息を 今度は最後まで吐き切った
振り返るな
言い聞かせた その背中へ
君とよく似た風が 触れていく
Don’t turn around
あと一歩だけ 名前を呼ばずに角を曲がれ
One breath, I let the evening in
One step, I learn to walk again
角を曲がった その先も
金木犀は 咲いていた
- 作詞者
FROS VANE
- 作曲者
FROS VANE
- プロデューサー
FROS VANE
- ボーカル
FROS VANE

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金木犀の支配
FROS VANE



