歌詞

雨の夜だけ現れる幽霊さ

僕の隣で笑うあなたは

光泳ぐ天井をあおいで

囁いている　うたかたの声で

雨の夜だけ現れる幽霊は

何を失くして彷徨っていたの

口塞ぐため喋り続けて

僕はどんどん透けていくよう

安心していいよ

この部屋に僕はひとり

雨の夜だけ現れる幽霊は

心失くして彷徨っていたの

もつれる舌は噛み切ってあげるよ

通じ合わない話はやめよう

雨の夜だけ現れる幽霊さ

僕の隣で眠るあなたは

汚い川も夜ならばいつも

光って見える

誘ってくれる

安心していいよ

この部屋に僕はひとり

この部屋で溶けたふたり

満ちた瞳

あなたは

満ちたひとり