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Lyric

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shady

出勤から就寝が中心の平日

寝るためだけの家 満たすだけの飯

入社4年目は俗に言う一人前

未だ至る所で至らなさが身に染みる

年数は関係ないとは口で言いつつも

年数の分無意識に求められる相応

週末のライブかました自信さえ

月曜午前中には無力さに埋もれる

自らが選んだ道ならばと

全ての責任を自分が背負い込もうとする

苦労話なんてものは本人のみ好む

故に誰もが気を遣って喉の奥に飲み込む

辛いのは自分だけじゃないとわかっているから

人に言うのも憚られ我慢するんだよな

そんな人間の心の翳りを

自らの経験をもって俺は見つけ出す

大学卒で 会社勤め ワイシャツ汚れ

営みは波あるもんで 先は不透明

いつまで続くかもわからないこの現状が

嘘にならないうちに残したい言葉がある

これが安定なのか?と問われ

素直にうん、とは言い難い訳は

安定と呼ばれるその状態にも

確実に不安定さは存在するからだ

年々近くなる窓の外の景色

居りづらい、オフィス内

正味辛いが落ちるまい、と

齧り付いたデスク 諸氏につい楯突く?

後輩は容易く こなしていくタスク

当たり前のことだから予定は書き込まない

空白でも埋まってる退職までのカレンダー

忙しさを盾にし 致し方ないと

いなし方だけは次第に上手くなってく

原因が自分にあることがわかっているから

解決できるのもきっと自分だけだ

夜も遅まで 気力を削がれ

それでも気持ちを言葉へ hip-hopのおかげ

どれだけ長い期間を経ても

強烈に抱いた感情の方が思い出として勝る

数字じゃ測れぬ摩訶不思議

5/7を超える2/7

大学卒で 会社勤め ワイシャツ汚れ

営みは波あるもんで 先は不透明

いつまで続くかもわからないこの現状が

嘘にならないうちに残したい言葉がある

これが安定なのか?と問われ

素直にうん、とは言い難い訳は

安定と呼ばれるその状態にも

確実に不安定さは存在するからだ

例え同じ革靴を履いていたとしても、

同じ擦り減り方は1人としてしないだろう?

スーツに身を包み、一般で一括り

疲労続きは流行る日本中に

自信を無くすことによって

自身を失くしたような気になる

さしづめ働き詰めの疲弊した兵士達へ

命の数だけ個性はあるぜ

もしも仮に人が、言葉や音に救われなくなる日があるとしたら

原因は人や作品のせいではない、無関心そのものだ

休むためだけの日になっていく休日を

攻めの休日に変えていく

疲労なんかに支配されんなよ人生

  • Lyricist

    shady

  • Composer

    shady

  • Producer

    WAZGOGG

  • Rap

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誰しもが一度は味わったことのある感覚や感情、人という共通項。
核心に触れるリリックは聴く人を選ばない。全ての働く人へ。

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