歌詞

無我夢中を忘れた大人

諦めることを学んだ大人

周りの意見に合わせる大人

どの大人にも似てきている僕は

建前と本音の擦り合わせ

綺麗事を混ぜ込んだ自己主張

いつしか人を騙すようになった

「優しい嘘」とかなんとか名前を付けて

心無い言葉を言われても

悔しさを感じなくなった自分に

失望したあの夏の夜

巻き戻したいブレイクダウン

幾千の星にも笑われた

否定されることを恐れて

青空を見上げなくなった ブレイクダウン

優しく手を差し伸べる大人

筋道を教えてくれた大人

腹の中では欲張りな大人

信じきってしまった無知な僕は

違和感に気付かないふりをして

正しいと言い聞かせていた

くだらないままごとに付き合って

学んだことは割とあるけど

思い返せば腹が立った 悲しかった

反面教師で進むと決めた

巻き戻したいブレイクダウン

人生を思い通りにするのは

難しいものだと感じた

頼っていい人は誰だろう ブレイクダウン

僕が騙していたのは僕自身で

騙されていたことに気付かないふりをしたのも僕自身で

地べたに落ちた童心の欠片を

試しにひとつ拾い上げてみた

そこに広がる風景

果てしなく大きく広がる風景

全てのはじめてを透き通った目で見上げる

純新無垢な僕 大人になる前の僕

巻き戻したいブレイクダウン

綺麗な思い出だけだったら

人を見下したり蔑んだり

そんな大人にならなかった ブレイクダウン

そもそも僕は一体全体なんだ

そもそも綺麗な思い出とはなんだ