歌詞

♪

覗き込んだ水面に映る向こう側の自分

僕は泣いているなのに向こうは笑ってる

馬鹿にしているのかな　胸ぐらを掴もうと

伸ばした手は躱され

抱きしめないでよ

♪

強がって泣きそうになりながらも

大切に生きてきたんでしょ

ゴミ箱に捨てたはずの嫌なことが

また頭をノックしても

愛せる人だけの世界じゃないから

少しくらい嫌いなものだって

飲み込まなくちゃいけないんだ

そうやって後回しにしてきた

自分のご機嫌とりは

どんどん難しくなって

やり方なんて忘れてしまった

少しくらい傷をつけられても

歩けてるから　大丈夫だよ

向こう側の僕が笑うんだ

泣けば泣くほど　矛盾に気づいて

本当は自分が一番で

嫌なこと全部全部押し付けたいって

気づいて気づいて

見てみないふりをしてる

♪

夏休みの空の下で

誰かの笑顔が目に浮かぶ

どこまでも広い空に

未来を思い描いていたこと

強い日差しに蒸された草の香りの中で

無くしていた記憶が騒ぎ出す

影葉を揺らすように

我慢してずっと閉じ込めてきたその部分を出していいよ

もうずっとこうやって生きてきたんだから今更変えられないよ

頭に浮かんだ言葉を何度も何度も確かめて

結局何も言えず終わるんだ

本心を隠したいわけじゃなくて

わかって欲しいんじゃなくて

わかり合いたいから

丁寧に　大切に

生きてきたこと

♪

覗き込んだ水面に映る向こう側の自分

波は穏やかで　どこまでも透き通ってる

あなたの痛みも抱えて生きていたいから

いつまでもずっと

抱きしめていてね