歌詞

雨が降るよ雨が降るよ

思い出全部洗い流すように

半透明のビニールの向こう

想いがひとしずく

「会いたい」

突然激しく降り出して

慌ててコンビニで傘を買った

こんな時はいつも決まって君を思い出す

ちょうど似たような傘だった

2人で入るには小さくって

はみ出す肩濡らしながら

駅まで走ったね

あんなにもそうあんなにも

幸せな窮屈を僕はまだ知らない

始まりと終わりさえも

ちゃんとくれないまま

「好き」だけ残して

何故いなくなったの

雨が降るよ雨が降るよ

思い出全部洗い流すように

今日も外れた天気予報

雨のちナミダ

キスしたって抱きしめたって

出来やしないよ上書きなんて

半透明のビニールの向こう

想いがひとしずく

「会いたい」

スクランブルに傘が咲いて

人々(ひと)は出会い別れすれ違った

こんなに広い世界で

どうして僕を見つけたの

あんなにもそうあんなにも

愛しき雨音を僕はまだ知らない

君がいない街見上げた空モノクロームで

いつかの恋時計はまだ動いたまま

やまない雨の中君が

傘もささず何処からともなく

現れるのを待ってる独り

悲しい雨にもどんな出会いにも

ちゃんと意味があるのなら

ねぇ、2人があの日出会った理由を

君が教えてよ

僕は君を僕は君を

ずっと忘れられないんだろうな

雨が降るたび居るはずのない姿

探しながら

雨が降るよ雨が降るよ

思い出全部洗い流すように

今日も外れた天気予報

雨のちナミダ

キスしたって抱きしめたって

出来やしないよ上書きなんて

半透明のビニールの向こう

想いがひとしずく

「会いたい」