オマージュの部屋のジャケット写真

歌詞

未来のないふたりのダンス

森永陽実

未来のないふたりのダンス

滑稽で素敵なダンス

まるでいちばんの友達を

失くしたような そんな気分で

どこか逃げる場所を探して

たどり着いた岬では

素直にも だらしなくも

なれぬままで

甘えないでよ いいと言うまで

嘘をついてよ 一度くらいは

オレンジ色の夕日は

ものすごい速さで沈み

君の顔は寂しげなハマユリの陰と重なる

未来のないふたりのダンス

街じゅうが目を逸らす

どうやらお互いの姿しか

目に入らない空模様

空模様

いつか思い出す時が来ても

なによりも今日のことを

きっと思ったよりも

深刻な顔にならずに済むはずさ

おそらくは最後のダンス

街じゅうが目を凝らす

雨に濡れ

ぬかるみに嵌って

帰れない、帰れない

ほんとうに帰れなければいいのに

  • 作詞

    森永陽実

  • 作曲

    森永陽実

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未来のないふたりのダンス

Apple Music • J-Pop トップソング • エルサルバドル • 25位 • 2021年8月8日

アーティスト情報

  • 森永陽実

    東京を拠点に活動するポップ音楽家。シティポップをベースに、MPB(ブラジル音楽)、歌謡曲、ネオソウル、ディスコなど、多様なジャンルを独自に融合させ、現代的なサウンドへと昇華している。フィクションとそれに隣接する現実を歌うスタイルは、かつて「ニュー・ミュージック」と呼ばれた自作自演のポップス作家たちの作品に近似する。 2018年、自身で録りためていたデモをもとに1年がかりで制作した1st EP『オマージュの部屋』(全6曲)をリリース。翌2019年には"森永陽実とイル・パラディソ"名義で「FUJI ROCK FESTIVAL '19 ROOKIE A GO-GO」「りんご音楽祭2019」に出演し、KIRINJIの初期ディレクターとしても知られる名村武をプロデュースに迎えた『みんみんTV』を発表。 コロナ禍以降はホームスタジオで制作活動を続け、2022年には初のワンマン公演「End Stage Act」を開催。2023年9月からは9ヶ月連続でシングル曲をリリースするなど、精力的な活動を行っている。作詞・作曲・編曲・演奏を手がけた自身の楽曲に加え、西井夕紀子編曲の『恋のはじまり』、石川ゆう太編曲の『帰ってきたら優しくするから』、シンガーソングライター・マーライオンとの共作『あくどい』など、幅広いコラボレーションも展開している。 ポップミュージックの新たな一面を追求しながら、デジタルプラットフォームでの発表にも力を注ぎ、多くのリスナーに支持されている。

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