オマージュの部屋のジャケット写真

歌詞

青い船

森永陽実

君の好きなテレビ

君が観てたバラエティ番組の

音が聞き取れなくて

その時に

その時に

もう君を手放せないと思った

いつもの場所で合図を出せば

いつもの場所で返事をくれる

いつもの場所で合図を出せば

いつもの場所で返事をくれる

僕たちが何か大切なことを話そうとすると

なぜかいつも

目の前を小さな青い船が通り過ぎる

通り過ぎる

喜びを分け合えない

二人の声を

誰も拾ってくれない

いつまでも

余計なことばかりを

はなし続けられたならいいのにな

いいのにな

君は声を立てて泣かない

テレビと同じくらい

さり気なく泣く

さり気なく泣く

さり気なく泣く

さり気なく泣く

  • 作詞

    森永陽実

  • 作曲

    森永陽実

オマージュの部屋のジャケット写真

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アーティスト情報

  • 森永陽実

    東京を拠点に活動するポップ音楽家。シティポップをベースに、MPB(ブラジル音楽)、歌謡曲、ネオソウル、ディスコなど、多様なジャンルを独自に融合させ、現代的なサウンドへと昇華している。フィクションとそれに隣接する現実を歌うスタイルは、かつて「ニュー・ミュージック」と呼ばれた自作自演のポップス作家たちの作品に近似する。 2018年、自身で録りためていたデモをもとに1年がかりで制作した1st EP『オマージュの部屋』(全6曲)をリリース。翌2019年には"森永陽実とイル・パラディソ"名義で「FUJI ROCK FESTIVAL '19 ROOKIE A GO-GO」「りんご音楽祭2019」に出演し、KIRINJIの初期ディレクターとしても知られる名村武をプロデュースに迎えた『みんみんTV』を発表。 コロナ禍以降はホームスタジオで制作活動を続け、2022年には初のワンマン公演「End Stage Act」を開催。2023年9月からは9ヶ月連続でシングル曲をリリースするなど、精力的な活動を行っている。作詞・作曲・編曲・演奏を手がけた自身の楽曲に加え、西井夕紀子編曲の『恋のはじまり』、石川ゆう太編曲の『帰ってきたら優しくするから』、シンガーソングライター・マーライオンとの共作『あくどい』など、幅広いコラボレーションも展開している。 ポップミュージックの新たな一面を追求しながら、デジタルプラットフォームでの発表にも力を注ぎ、多くのリスナーに支持されている。

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