隣の探偵さんはね
ふたりの行方を知ってる
寄り添い眠る人たちの
思い出食べるのが生き甲斐
どこまで逃げても
いい夢見させないぜ
遠くへ向かう
バスを遣り過ごして
広い銀河をすべるのさ
今ふたり夢の中
降り注ぐ
降り注ぐ夜空のたくさんの光
うれしくて
うれしくて涙が寝返りをうつの
いままでの
いままでの思い出やっと話せるね
ふたりきり
ふたりきりレールはどこまでも続く
南十字で お祈りをして
綺麗になって 虚しくなって
レールの果てに 目を凝らしたら
怖い車掌さんが
こちらを見てた
今頃きっと夢の外
最後まで
最後まで言葉は空回り続け
ひとしきり
ひとしきり泣いたらいつもの顔して
いつまでも
いつまでも夜空を眺めてたふたり
嬉しくて
嬉しくて手を振る
あの日にかえりたい
- 作詞
森永陽実
- 作曲
森永陽実
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アーティスト情報
森永陽実
東京を拠点に活動するポップ音楽家。シティポップをベースに、MPB(ブラジル音楽)、歌謡曲、ネオソウル、ディスコなど、多様なジャンルを独自に融合させ、現代的なサウンドへと昇華している。フィクションとそれに隣接する現実を歌うスタイルは、かつて「ニュー・ミュージック」と呼ばれた自作自演のポップス作家たちの作品に近似する。 2018年、自身で録りためていたデモをもとに1年がかりで制作した1st EP『オマージュの部屋』(全6曲)をリリース。翌2019年には"森永陽実とイル・パラディソ"名義で「FUJI ROCK FESTIVAL '19 ROOKIE A GO-GO」「りんご音楽祭2019」に出演し、KIRINJIの初期ディレクターとしても知られる名村武をプロデュースに迎えた『みんみんTV』を発表。 コロナ禍以降はホームスタジオで制作活動を続け、2022年には初のワンマン公演「End Stage Act」を開催。2023年9月からは9ヶ月連続でシングル曲をリリースするなど、精力的な活動を行っている。作詞・作曲・編曲・演奏を手がけた自身の楽曲に加え、西井夕紀子編曲の『恋のはじまり』、石川ゆう太編曲の『帰ってきたら優しくするから』、シンガーソングライター・マーライオンとの共作『あくどい』など、幅広いコラボレーションも展開している。 ポップミュージックの新たな一面を追求しながら、デジタルプラットフォームでの発表にも力を注ぎ、多くのリスナーに支持されている。
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