いつも最後のつもりで
繰り返してしまう恋だった
記憶があなたを忘れ去るまで
生まれ変われない僕を許して
終わりは常に付き纏うはずなのに
いつだって いつだって
欲しいまま口つけた
言えなかった気持ちを全部
煮詰めたみたいな言葉を探して
見当たらなくて胸が詰まって
震える声でさよならを言う
これが最後のつもりで
噛み締める夕食などなくて
あなたを消化したこの身体が
細胞が全部覚えている
もういらないと愛を食べ残しては
いつだって すぐにまた欲しがる
子供のようだった
言えなかった気持ちを全部
煮詰めたみたいな言葉を探して
見当たらなくて胸が詰まって
震える声でさよならを言う
胸の奥を掴む切なさは
空腹の感覚に似ていると
いつかあなたが言った言葉を
今でも忘れられないでいる
さよなら さよなら
舌の奥に残ったままの贅沢の感触が
少しずつぼやけていく様を
味わっている
いつも最後のつもりで
繰り返してしまう恋だった
- 作詞
Takuya Tamami
- 作曲
Takuya Tamami
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アーティスト情報
モクメノキ
都内を中心に活動中のロックバンド。 「誰もが思う感情を、誰も使わない言葉と音で」をコンセプトに、 歌詞を主軸とした独自の文学的ロックを追求する。
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