蜘蛛の糸のジャケット写真

歌詞

美女と野獣

hideki

めくり返すページのどこにも

記されてない違和感が残る

それこそが答えであるということを

いまだ受け入れられぬ俺がいる

誰の目にも明らかな最後の冬に

ケータイを耳に当てながら

手を離れた紙袋が芝生の上に転がる

あんなに避け続けたテーマに

まさか向き合う未来とも知らず

おそらくは誰かとの結婚の前

「女」を知るための運命だろう

こじ開ければ鼻を突くドアの向こうに

目を背けたい過去は広がり

矢の刺さる恋の残骸がいたるところに転がる

めくり返すページのどこにも

記されてない違和感が残る

ただそれは美化した今までの過去に

別れを告げる悲しみと言える

春を見据え片付けたいつもの部屋で

力なく横になりながら

紙袋の底へと付いた公園の芝を見てた

(誰もがうらやむ美女と育み損ねた恋)

  • 作詞

    hideki

  • 作曲

    hideki

蜘蛛の糸のジャケット写真

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〜人間は強欲で危険な生き物である〜

芥川龍之介の短編小説「蜘蛛の糸」を元に作ったコンセプトアルバムです。人生に絶望する男が地獄の底で神と対峙するまでを描きました。ロックアルバムで表現した現代版「蜘蛛の糸」をお楽しみ下さい。

アーティスト情報

Sister River

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