歌詞

朝焼けに君を見つけた日

偶然のような必然で

隣で笑う君の姿に

心は揺れて、言葉は迷う

手を伸ばせば触れられるのに

言葉を探しては息を飲み込む

遠くから届かないこの想い

けれど焦らず近づきたいんだ

将を射んと欲すればまず馬を射よ

少しずつ気づかれないように

君の心にそっと入り込んで

何気なく、君の側にいる僕

君が好きな音楽を調べたり

君が笑うときのクセ覚えたり

近くにいる理由が欲しくて

まるで影みたいに君を追いかける

仲間たちと笑い合う君を

遠くから眺めるだけの僕

本当はもっと近くに行きたいけど

今はこの距離が心地いい

将を射んと欲すればまず馬を射よ

少しずつ気づかれないように

君の心にそっと入っていく

静かに、君に触れる日を待つ

君と話す機会をつくってみたり

さりげない仕草で笑顔引き出したり

小さな作戦、ささやかな努力

少しずつ積み重ねた気持ちの証

すぐに伝えればいいのかもしれない

でも急いでしまえば壊れそうで

君に向かうこの気持ちを

大切にしたいから、時間をかけるよ

将を射んと欲すればまず馬を射よ

少しずつ気づかれないように

君の心に忍び込んでいく

遠回りでも君へと向かう道

君の笑顔が目の前にある日

勇気を出して、真っ直ぐ伝えよう

これまでの想い全部詰め込んで

君に届くように、君へ近づく