灰と光のジャケット写真

歌詞

灰と光

Mell

全部投げ出したくなって

世界の音が 急に遠くなった

立ち止まることさえ

罪みたいで怖かった

誰も悪くないのに

自分だけ責めていた

「もう無理だよ」ってつぶやいた

その声が一番 僕を傷つけた

でもどこかで

やめたくないって

叫んでる誰かがいた

壁にぶつかって砕けた心で

それでも僕は まだ生きてる

泣きながら拾った

ちいさな欠片たちが

光り始めて 胸を照らす

明日を信じる勇気なんて

まだ持てないままだけど

それでも歩いてみるよ

微かな光の方へ

死にたいほどの孤独も

誰にも言えなかった弱さも

胸の奥で静かに

自分を腐らせていった

でも涙の跡を

隠すのはもうやめたんだ

救われたいと思うことを

恥だなんてもう思わない

ほどけていた靴紐

結び直すだけで

少しだけ息ができた

壊れた夢を抱きしめたまま

僕はまだ終わりたくなくて

暗闇に沈んだ

昨日の影を越えて

名前のない想いを抱いた

まだ笑えなくてもいい

まだ強くなくてもいい

それでも歩いていける

小さく灯る光を見つけたから

道の途中で倒れた日々も

ちゃんと今の僕を支えてる

弱さなんて ただの痛みじゃない

誰かを優しくできる証だ

壁の向こうに何があっても

怯えたまま進んでいこう

誰かの声じゃなく

自分の鼓動だけを

道しるべにして歩き出す

あの日見えなかった光が

今 ほんの少しだけ揺れてる

それを「希望」と呼べる日まで

僕は生きていたいんだ

  • 作詞者

    Mell

  • 作曲者

    Mell

  • プロデューサー

    Mell

  • シンセサイザー

    Mell

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