歌詞

『ある狐がいました。

その狐はとても賢く、

生きるために人間の食べ物を

採って帰るのです。

さて、これはゴン狐の目線で

書いた物語。

ぜひ、最後まで

聴いてください。』

季節は流れ行き

暖かな色をした

1人で歩いてたら

イタズラをしたくなったんだ

自分のした事が

後悔してしまったら

誰かのために何かを

やり遂げたいと思う

あなたを想うよ　泣かないで

僕はここにいるよ

『そして、ゴン狐は

自分のした事を反省し、

人間のために何か

いいことをしたいと

想うようになりました。』

まいたけ、くり、たけのこ

いろんなものを持って行った

あなたに笑ってほしくて

気づいてほしかった

一度してしまったことを

変えることはできない

でもあなたを想うことは

自分でもできる

あなたを想うよ　泣かないで

僕はここにいるよ

『ゴン狐は毎日毎日、

いろんなものを

人間のために

持っていきました。

そんなある時、

ゴン狐は見つかって

しまったのです。

そして人間は、

ゴン狐を銃で

打ってしまいました。』

あなたに伝えたかった

あの時ごめんねと…

あなたにいつまでも

笑って欲しかったと…

姿は同じ

でも心は

入れ替えることはできる

もしも、願いが叶うなら

もう少しここにいたい

あなたがいつも笑えるように

そばにいたいよ

あなたを想うよ

泣かないで

僕はここにいたよ

『ゴン狐は紅葉の葉っぱが

落ちていくように

静かに眠りについた。

皆さんはこのお話を

聞いてどう感じましたか？

おしまい。』